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2010年中途入社

木下 玄太

信濃町デイサービスセンター/生活相談員
福祉系の大学を卒業後、大学教授のもとでアルバイトをしながら勉学に励む。その後就職活動を行い、2010年に生活相談員として当社に入社。現在に至る。
信濃町デイサービスセンター/生活相談員/木下 玄太
入社のきっかけを教えてください。

入社のきっかけを教えてください。

大学を卒業後は臨床心理士を目指しながら、教授のもとでアルバイトをしていました。しかし、20代後半になり、そろそろ定職に就いた方が良いかなと。福祉系の大学を出ていたので、福祉関連の企業が集まった合同説明会に参加した際に、たまたま話を聞いたのがおらが会でした。そこで生活相談員という職種があることを初めて知り、大学卒業と同時に取得した「社会福祉主事任用資格」を活かせるということで、当社に入社を決めました。

入社当時は生活相談員がどんな仕事なのか知らなかったですし、認知症など様々な病気を持つご利用者さまとどう接していいか分からず、不安だらけでしたね。しかし、入社3日目くらいのとき、職員用のスペースでお昼ご飯を食べていると、上司が近くに来られたご利用者さまに対して「こっちで一緒にお茶飲みしましょう。」と近所のおじいちゃん、おばあちゃんに対してのように親し気にお誘いをしていたことが、自分にとっては衝撃的で。それがきっかけで緊張が解けていき、構えることなく自然にコミュニケーションを取れるようになりました。

現在の仕事内容を教えてください。

ご利用を希望される方とそのご家族と面談を行い、サービス内容の説明や利用に向けての細かい打ち合わせ、契約が主な仕事です。ご利用者によって介助内容が異なりますし、性別や年齢、性格などで最適な関わり方も変わるので、一つひとつ丁寧にヒアリングすることが大切です。たとえば、女性のご利用者さまであれば、男性スタッフに介助されることに抵抗を感じる方もいますし、年齢によってはご利用者さま同士で話が合わないこともあるので、席の配置を工夫したりします。介護スタッフや他のご利用者さまとの相性などを考え、安心して利用してもらえるようにサポートすることも私の役割です。

その他、介護スタッフと連携してご利用者さまの受け入れ準備をしたり、地域の方からの相談や苦情に対応したり、ご利用者さまの送迎や軽介助を行うこともあります。

仕事を続けるうえでのモチベーションは何ですか?

入社時からお世話になっている生活相談員の先輩の存在です。その方はいつも向上心を持って業務に取り組んでいて、周りから見ると「そこまでやらなくてもいいんじゃないの?」と思うくらい仕事熱心。視野が広く、考え方や仕事ぶりが勉強になるので、とても尊敬しています。目指したいと思える人が身近にいることで自分の刺激になっていますし、もっと頑張ろうと思えます。

どんなときに、やりがいを感じますか?

ご利用者さまがどんな介護を求めているのかをお伺いして、期待以上のサービスを提供できたときにやりがいを感じます。実際に介助をするのは介護スタッフですが、現場の方たちが皆さん一生懸命対応してくれるので、ご家族から感謝されることが多いんですよ。喜んでもらえることが活力になりますし、自分の仕事や一緒に働くスタッフのことが誇らしくなります。

最後に応募者へのメッセージをお願いします!

介護業界の経験がない人だと、認知症のご利用者の方とどう接したらいいか、分からないこともあると思います。しかし、難しく考える必要はありません。ご利用者さまの困りごとを聞いたり、相談に乗ったり、身体的な動作をお手伝いしたりする仕事だと、単純に考えてほしいのです。

もちろん、最初は覚えることも多く、人相手なのでコミュニケーションをとるうえで大変なこともあります。しかし、働く中で「こんな介護がしたい」と思えるようになれば、やりがいを持って働けるはず。離職が激しい業界の中で、今いるスタッフが頑張り続けられているのも、「良い介護がしたい」という想いがあるからです。周りもしっかりサポートするので、安心してご応募ください!
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